送ったメッセージに、いつまでも既読がつかない。通話を押しても、呼び出し音が続くだけで終わる。
そして、頭の中で同じ言葉がくり返される。ブロックされたのかもしれない。
ここから多くの人が、まず確かめる方法を探します。見つからないと、次に「これは縁が切れたサインなのか」を探し始めます。
この記事は、その両方に順番に答えます。先に確かめ方の話を片づけて、そのうえで縁を示すサインをどう扱えばいいのかを書きます。順番が逆だと、確かめられることまでサインに聞いてしまうからです。
いちばん大事なことを先に書いておきます。ブロックされているかどうかを、確実に判定する公式の方法はありません。そもそも、相手に知られない設計になっています。よく紹介されている判定方法は、どれもアプリの仕様に依存した推測で、仕様が変われば読み方も変わります。そして判定できたとしても、あなたの取るべき行動は変わりません。
ブロックは「縁が切れたサイン」なのか
先に、この記事のいちばん大事な区別を置きます。
ブロックは連絡手段の設定であって、縁そのものではありません。
当たり前のようですが、渦中にいるとここが混ざります。手段が閉じたことと縁が切れたことを、同じ出来事として受け取ってしまう。そういう方はとても多いと思います。
実際には、ブロックしたまま相手のことを考え続けている人もいれば、つながったまま気持ちが完全に離れている人もいます。設定は一度の操作で変えられますが、気持ちはそうではありません。両者は同じ速さでは動きません。
ですので、ブロックという一つの出来事から縁の状態を読むことはできません。読むとしたら、そのあと何が重なるかのほうです。その方法は、この記事の後半に書きます。
「ブロックされたサイン」とされているものの、どこが不確かなのか
よく挙がる4つを、順に見ていきます。
既読がつかない。いちばん多く語られるものですが、これだけでは何も分かりません。通知を切っている、トークを開かず通知欄で中身だけ見ている、機種変更の途中、アプリをあまり開かない生活になった。そして、開くのが気まずくて放置している。最後のものは別れの後にとてもよく起きます。読んでいないのではなく、読んだあとどう返すか決められないまま閉じている。外からはブロックと区別がつきません。
通話がつながらない。相手が出ないだけ、という可能性が常に残ります。着信音を切っている場合も、通知をまとめて後で見る設定にしている場合も、同じように見えます。
スタンプのプレゼントが送れない。古くから広まっている方法ですが、公式に案内されているものではなく、アプリの挙動から推測する裏技的なやり方です。相手がすでにそのスタンプを持っている場合にも、送れない表示になります。つまり結果が同じでも、理由が二つある。判定できたつもりになれるだけで、確かめたことにはなりません。加えて、この種の挙動はアプリの更新で変わります。数年前の記事の手順が、いまも同じ意味を持つとはかぎりません。
プロフィール画像やステータスが変わらない。相手が変更していないだけ、という可能性が消えません。もともと変更頻度が低い人なら、何ヶ月も同じままです。
4つを、表にすると
ここまで読んで、確かめる作業に意味がないと感じたなら、それが正しい受け取り方です。
それでも、確かめたくなる理由
確かめたい気持ちの正体は、たいていの場合「宙ぶらりんを終わらせたい」です。
ブロックされているなら、諦める理由になる。されていないなら、待つ理由になる。どちらでもいいから、決着がほしい。
これはとても自然な気持ちです。人は、悪い結果より不確定な状態のほうに強く消耗します。
そして、占いを使って確かめようとするときも、構造はまったく同じです。「ブロックは解除されますか」と引いて、望まないカードが出たら引き直す。カードを変え、スプレッドを変え、サイトを変える。求めているのは答えではなく決着なので、決着が出るまで終わりません。
確かめる手段が存在しない以上、この方向で消耗を終わらせることはできません。終わらせられるのは、確かめるのをやめると決めたときだけです。
ブロックが意味しうる、3つの状態
仮にブロックされていたとして、それが何を意味するのか。よく語られるのは次の3つです。どれなのかは分かりません。
いまは連絡を受け取りたくない。いちばん多く語られる状態です。関係を永久に断つという宣言ではなく、いま自分の生活を立て直すために、通知が来ない状態を作りたい。この場合、時間が経って解除されることがあります。ただし、いつかは分かりません。
自分の側の未練を断ち切るため。あなたを拒んでいるのではなく、自分が連絡してしまうのを止めるために設定している、という説明もよくされます。本当にそうかは確かめられません。ただ、そういう使い方をする人がいるのは確かです。
はっきりと関係を終わらせたい。これも当然あります。別れ際にもめた場合、言葉で伝えるより先に設定で示す、という形になることがあります。
そして、この3つのどれであっても、あなたが次にやるべきことは同じです。
縁の状態を読むなら、どこを見るか
ここからが、この記事の後半です。ブロックそのものからは読めません。読めるとしたら、そのあとに何が重なるかのほうです。ただし、扱い方を間違えると、いちばん自分を消耗させる読み方になります。
原則1: サインは、一つでは読めない
同じことが何度か重なったときに、はじめて傾向として扱えます。一度きりの偶然を根拠にすると、たいてい自分が期待している方向に読んでしまいます。それは占いではなく、期待の確認です。
原則2: 記録してから読む
気づいたことを、その場で意味づけしないでください。日付と、起きたことと、そのときの気持ちだけを書きとめる。
そして、月がひとめぐりしてから読み返します。記録を作らずに読むと、覚えている出来事だけが手元に残るので、都合のよいものばかりが集まります。記録は、そのかたよりを防ぐためのものです。
エンジェルナンバーとして語られる数字の意味も、「一般に〜とされる」という受け取り方にとどめてください。断定して読むと、次に同じ数字を見たときに、それが起きなかったことのほうが記憶に残ります。
原則3: ツインレイの枠に入れるなら、期限だけは自分で置く
ツインレイはスピリチュアル上の概念で、心理学や医学の裏づけがあるものではありません。
そのうえで言うと、ブロックをサイレント期間として読む使い方には、注意が必要です。
この枠に入れると、待つことそのものが意味のある行為になります。そして意味があるぶん、期限が消えます。結果として、区切りをつける機会を何度も見送ることになります。
もしこの枠で考えたいなら、期限だけは自分で決めておいてください。枠が待つ理由を与えてくれるぶん、終わりのほうは自分で置く必要があります。次の満月を期限にする方法は、別れて3ヶ月の記事に手順で書きました。
絶対にやってはいけないこと
この5つは、どんな事情があっても勧められません
- 別のアカウントを作って連絡する
- 別のアプリやSNSのDMに切り替えて接触する
- 共通の友人に伝言を頼む、様子を探ってもらう
- 相手の家族や職場に連絡する
- 望むカードが出るまで、占い直す
- 既読無視・未読無視をする男性の心理|沈黙をサインとして読む前に分けること
上の4つの理由は一つです。ブロックは「連絡を受け取らない状態を作りたい」という意思表示だからです。
手段を変えて届けるという行動は、その意思を回避したことになります。相手から見えるのは、あなたの気持ちの強さではありません。距離を置きたいと示したのに、別の経路で来たという事実です。
そして、この事実は消えません。いつか相手が落ち着いて、もう一度話してもいいと思ったときに、これが残っていると話が始まりません。
共通の友人に頼むのも同じです。頼まれた側は板挟みになり、ほぼ確実に相手へ伝わります。「探りを入れられた」という形で伝わります。
最後の一つは相手には届きませんが、あなたを削ります。引き直しを始めた時点で、それは占いではなく確認になります。そして確認は、望む結果が出るまで終わりません。
いま、できること
1. 確認する回数をゼロに近づける
トーク画面を開いても、状態は変わりません。開くたびに、拒絶を受け取り直しているだけです。
気持ちで我慢するのは難しいので、物理的に触りにくくしてください。トークをアーカイブする。通知を切る。ホーム画面の1ページ目からアプリを外す。この3つは、意志の力より確実に効きます。
2. 必要な用件があるなら、事務的に一度だけ
荷物、鍵、貸したもの。実務的な用件が残っている場合は、それだけを、返事を求めない形で処理してください。
宅配便で送る。共通の管理者がいるなら管理者を通す。そこに気持ちを一行でも足すと、用件が口実だったことになります。
3. 別れの理由を、状況と性格に分けて書き出す
紙に二列で書きます。左に「状況が原因だったこと」、右に「性格や価値観が原因だったこと」。
ブロックという結果だけを見つめていると、原因の記憶が薄れていきます。拒絶の強さのほうが記憶に残り、何が起きていたかが霞む。それを防ぐための作業です。
あわせて、期限ではなく状態を目安にしてください。「半年待つ」と決めると、半年間ずっと待つことが仕事になります。そうではなく、相手のことを考えずに一日を過ごせるようになったかどうかを目安にしてください。それが伸びていくことのほうが、日数を数えるより意味があります。
4. 占うなら、相手ではなく自分を1枚
「ブロックは解除されますか」は、この状況でいちばん引いてはいけない引き方です。答えが二択なので、望まないほうが出れば必ず引き直したくなります。
引くなら「今日の自分」を1枚だけ。朝に。出たカードを見て「それは違う気がする」と思ったなら、それも収穫です。自分がどう思っているのかが、その瞬間に分かります。
解除されたときに、どう受けるか
ある日、送れるようになっていることがあります。そのとき、すぐに長い文章を送らないでください。解除は、あなたと話す準備ができたという合図とはかぎりません。単に整理の一環で外しただけ、ということもあります。
もし送るなら、短い用件だけ。返事が来なくても、その日の自分が普通に過ごせる内容にしてください。
ここで焦って一気に踏み込むと、もう一度閉じます。二度目のブロックは、一度目より重い意味を持ちます。
答えが出ないまま夜が来るとき
この状況でいちばんつらいのは、考えても材料が増えないことです。相手の内心という、いちばん必要な材料が手に入らないのだから当然だと思います。
占いを読むのも、夜中ではなく朝にしてください。夜に読むと、同じ内容でも暗いほうに受け取れます。
そのうえで、二週間以上続けて眠れない、食事がとれない、日常生活が回らないという状態なら、占いではなく医療機関や公的な相談窓口を頼ってください。気持ちの問題として片づけないほうがいい段階があります。
まとめ
- ブロックは連絡手段の設定であって、縁そのものではない。手段が閉じたことと縁が切れたことは別
- 確実に判定する公式の方法はない。よく言われる4つのサインは、どれも別の理由で同じ見え方になる
- 占いで確かめようとするときも構造は同じ。求めているのが決着なら、決着が出るまで引き直しが終わらない
- サインは一つでは読めない。日付つきで記録して、月がひとめぐりしてから読み返す
- エンジェルナンバーの意味は「一般に〜とされる」の範囲で受け取る
- ツインレイはスピリチュアル上の概念。その枠で考えるなら、期限だけは自分で置く
- やってはいけないのは、別アカウント・別アプリ・友人経由・家族や職場への連絡、そして占い直し
- 引くなら「今日の自分」を1枚、朝に
- 眠れない、食べられない状態が二週間続くなら、占いより先に相談窓口を頼る
ブロックされたという事実は、たしかに重い出来事です。ただ、それは一つの出来事であって、まだ何かの結論ではありません。結論に見えるのは、確かめられない状態が続いているからだと思います。今日はまず、トーク画面をアーカイブして通知を切ってみてくださいね。
ブロックされたあとに、元彼から連絡が来る夢を見る方もいます。その読み方は元彼から連絡が来る夢は正夢?で別に分けています。
よくある質問(FAQ)
Q. ブロックされたのは、縁が切れたサインですか?
ブロックは連絡手段の設定であって、縁そのものではありません。手段が閉じたことと、縁が切れたことは別のものとして扱ってください。実際、ブロックしたまま相手のことを考え続けている人もいれば、つながったまま気持ちが完全に離れている人もいます。設定は一度の操作で変えられますが、気持ちはそうではありません。ですので、ブロックという一つの出来事から縁の状態を読むことはできません。読むとしたら、そのあと何が重なるかのほうです。
Q. ブロックされたかどうかを確実に知る方法はありますか?
確実に判定する公式の方法はありません。そもそも、相手に知られない設計になっています。ネット上で紹介されている判定方法は、どれもアプリの仕様に依存した推測であり、仕様が変われば読み方も変わります。そして、判定できたとしても、あなたの取るべき行動は変わりません。確かめる作業に意味がないと感じたなら、それが正しい受け取り方です。
Q. ブロック解除の前兆やサインはありますか?
前兆として語られるものはいくつもありますが、一つでは読めません。サインは、同じことが何度か重なったときにはじめて傾向として扱えます。一度きりの偶然を根拠にすると、たいてい自分が期待している方向へ読んでしまいます。おすすめは、気づいたことを日付つきで書きとめておいて、月がひとめぐりしてから読み返す方法です。記録を作らずに読むと、覚えている出来事だけが残るので、都合のよいものばかりが集まります。
Q. ブロックされたのは、ツインレイのサイレント期間だからでしょうか?
ツインレイはスピリチュアル上の概念で、心理学や医学の裏づけがあるものではありません。そのうえで言うと、この読み方は使い方に注意が必要です。サイレント期間という枠に入れると、待つことそのものが意味のある行為になり、期限が消えてしまうからです。結果として、区切りをつける機会を何度も見送ることになります。もしこの枠で考えたいなら、期限だけは自分で決めておいてください。枠が待つ理由を与えてくれるぶん、終わりは自分で置く必要があります。
Q. ブロックされたら、もう復縁は無理ですか?
当サイトでは復縁の可能性を数字で出しませんし、無理かどうかの断定もしません。復縁の成否を追跡した公的な統計は存在しないためです。ブロックが何を意味するかも、外からは確かめられません。いま連絡を受け取りたくないという状態、自分の側の未練を断ち切るための設定、はっきり関係を終わらせたいという意思表示、といった説明がよくされますが、どれなのかは分かりません。そして、そのどれであっても、いまあなたがやるべきことは変わりません。
Q. 別のアカウントや共通の友人経由で連絡してもいいですか?
どんな事情があっても勧められません。ブロックは、連絡を受け取らない状態を作りたいという意思表示だからです。手段を変えて届けるという行動は、その意思を回避したことになります。相手から見えるのは、あなたの気持ちの強さではなく、距離を置きたいと示したのに別の経路で来たという事実です。そしてこの事実は消えません。いつか相手が落ち着いて、もう一度話してもいいと思ったときに、これが残っていると話が始まりません。共通の友人に頼むのも同じで、頼まれた側は板挟みになり、探りを入れられたという形でほぼ確実に伝わります。
Q. ブロックされたことがつらくて、何も手につきません。
拒絶をはっきりした形で受け取ったのですから、こたえて当然です。まずトーク画面を開く回数を物理的に減らしてください。アーカイブする、通知を切る、ホーム画面の1ページ目からアプリを外す。意志の力より確実に効きます。占いを読むのも、夜中ではなく朝にしてください。夜に読むと、同じ内容でも暗いほうに受け取れます。そのうえで、二週間以上続けて眠れない、食事がとれない、日常生活が回らないという状態なら、占いではなく医療機関や公的な相談窓口を頼ってください。気持ちの問題として片づけないほうがいい段階があります。
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