朝、目が覚めた瞬間に「またこれか」と思ったことはありませんか。
同じ夢を何度も見るという相談は、夢占いのなかでもよく出てきます。追われる夢、落ちる夢、歯が抜ける夢。内容は人によって違うのに、繰り返すという点だけが共通しています。
この記事では、繰り返す夢を東洋の夢占いでどう扱ってきたかと、三回そろってから読むという読み方をまとめます。何回見たら危ないといった数字は書きません。回数そのものに意味を持たせない読み方のほうを扱います。
同じ夢を繰り返し見るのは、珍しいことではありません
まず前提として、繰り返す夢を見ること自体は特別なできごとではないとされています。不安になって調べにきた方も多いと思いますが、そこから始めなくて大丈夫です。
覚えているから繰り返しに見える、ということもあります
夢はたくさん見ていても、ほとんど残りません。印象の強い夢だけが記憶に残るので、同じ種類の夢ばかり見ているように感じられることがあります。
実際に同じ場面が繰り返されているのか、覚えているものが偏っているだけなのか。ここは切り分けにくいところです。だから読むときも、慎重にいきます。
夢占いでは「まだ受け取っていない知らせ」として扱われてきました
東洋の夢占いでは、繰り返す夢を一度で伝わらなかったから、もう一度届いている知らせと読むことが多いようです。同じ手紙が何度も届くようなもの、という言い方をされることもあります。
ただ、これは伝えられてきた読み方であって、確かめられた仕組みではありません。当たっているかどうかは、あとで振り返ってみないと分かりません。
繰り返す夢には、3つの型があります
ひとくちに繰り返すといっても、繰り返し方が違います。まず自分がどれに近いかを見てください。
まったく同じ場面が、そのまま繰り返される
同じ場所、同じ人、同じ展開。この型がいちばん強い印象を残します。夢占いでは、その場面に出てくるものを一つずつ拾って読むのが基本とされています。
場面は違うのに、感じることが毎回同じ
昨日は電車、今日は学校。舞台は変わるのに、焦る感じだけが同じという型です。この場合は、場面よりも共通している感情のほうを手がかりにします。
前に見た夢の、続きから始まる
途切れたところから再開する型です。数はそう多くないといわれています。続いているあいだは、何かがまだ終わっていない知らせとされてきました。
よく繰り返される夢と、言われてきた意味
相談として多いものを並べます。どれもそう言われてきたという範囲の話です。
それぞれの詳しい読み方は、追われる夢・落ちる夢・歯が抜ける夢・遅刻する夢にまとめてあります。
繰り返す夢の読み方|一つでは読みません
ここがいちばん大事なところです。夢占いの作法として、一回の夢だけで結論を出しません。
三回そろってから読む
一度目は書き留めるだけ。二度目も書き留めるだけです。三つ並べて、共通しているものだけを読みます。毎回違う部分は、いったん置いておきます。
この順番を守るだけで、読みすぎがかなり減ります。一度で答えを出そうとすると、そのとき気になっていることに引きずられてしまうためです。
夢の中身より、目覚めたときの気分を書く
細かい場面は翌日には薄れます。それより、目が覚めた瞬間にどう感じたかを一行だけ書いておいてください。怖かった、悔しかった、なつかしかった。これで十分です。
三回ぶんの気分が揃うと、場面がばらばらでも同じ言葉が並ぶことがあります。そこが手がかりになります。
調べるのは、書いたあとにします
先に意味を調べてから思い出すと、調べた内容に記憶が寄ってしまいます。書いてから調べる。順番を逆にしないでください。
繰り返しが止むとき、止まないとき
いつまで続くのかが、いちばん気になるところだと思います。
現実の側で、ひとつ決まったときに止むといわれます
迷っていたことが決まったり、先延ばしにしていた連絡を入れたりしたあとに止んだ、という話はよく聞きます。大きな決断でなくてかまいません。小さいものがひとつ決まるだけでいいとされています。
止まないときは、読むのをいったんやめてみる
意味を探し続けること自体が、その夢を強く覚えさせてしまうことがあります。しばらく調べるのをやめて、記録だけ続けてみてください。
眠れない日が続いているときは
怖い夢で毎晩目が覚める、日中もつらい。そうした状態が続いているなら、夢の意味を調べるより先に、休むことと、必要なら医療機関に相談することを優先してください。夢占いは、体調の代わりにはなりません。
まとめ
繰り返す夢は、急いで読まなくていいものです。一度目と二度目は書き留めるだけにして、三つそろってから共通点だけを拾ってみてください。
今夜、枕元にメモをひとつ置いてみてくださいね。
よくある質問
Q. 同じ夢を何度も見るのは、悪いことなのでしょうか?
繰り返す夢を見ること自体は珍しいことではないとされています。夢はたくさん見ていてもほとんど残らず、印象の強いものだけが記憶に残るため、同じ種類の夢ばかり見ているように感じられることもあります。まずはそこから不安にならなくて大丈夫です。ただし、怖い夢で毎晩目が覚めて日中もつらい状態が続いているなら、夢の意味より休むことを優先してください。
Q. 繰り返す夢は、何回見たら意味があるのですか?
回数そのものに意味を持たせない読み方をおすすめしています。当サイトでは何回で危ないといった数字は出しません。目安として使っているのは三回で、これは危険信号の回数ではなく、共通点を拾えるようになる最小の数という意味です。一度目と二度目は書き留めるだけにして、三つ並んでから重なっている部分だけを読みます。
Q. 場面が毎回違うのに、感じることだけ同じです。これも繰り返しですか?
はい、繰り返しの型のひとつとして扱われます。舞台が変わるのに焦る感じだけが毎回同じ、といったものです。この型のときは場面を細かく読むより、共通している感情のほうを手がかりにします。三回ぶんの気分を書き並べてみると、場面がばらばらでも同じ言葉が出てくることがあります。
Q. 夢の内容を思い出せません。どう記録すればいいですか?
場面を思い出そうとしなくてかまいません。目が覚めた瞬間にどう感じたかを、一行だけ書いてください。怖かった、悔しかった、なつかしかった。この程度で十分です。細かい場面は翌日には薄れますが、目覚めの気分は残りやすく、読むときの手がかりとしてはむしろこちらが役に立ちます。
Q. 先に意味を調べてもいいですか?
書いてから調べることをおすすめします。先に意味を調べてから思い出そうとすると、調べた内容のほうに記憶が寄ってしまうためです。順番を逆にしないでください。書き留めてから、あとで夢占い辞典を開くという流れにすると、読みすぎがかなり減ります。
Q. 繰り返す夢は、いつになったら止まりますか?
止む時期を約束できるものではありません。ただ、迷っていたことがひとつ決まったあとに止んだという話はよく聞きます。大きな決断でなくてかまいません。先延ばしにしていた連絡をひとつ入れる、といった小さいもので十分だといわれています。それでも止まないときは、意味を探すのをいったんやめて記録だけ続けてみてください。